銀行口座はシンガポールで生活していく上で絶対に必要なものです。私は赴任した週にローカルの銀行のDBSと、Citibankの口座を開設しました。しかし日本の銀行と違って口座を維持するのは無料ではないので、基本的には一つあれば十分だと思います。
銀行を選ぶ
まずはどこの銀行の口座を作るか決めます。迷ったらDBSをお勧めします。オンラインバンキングはもちろんどこでも使えます。
ローカルの銀行
シンガポールのローカルの銀行はどこも健全経営です。DBSがトップですが、日本の銀行と比べるとどこも遥かに安全で、安心して預けられて利息もしっかり付きます。
海外送金手数料も日本ほど高くなくて10ドルほどの手数料でできます。またNETSが使いたいのであればローカルの銀行になります。
DBS
昔はThe Development Bank of Singaporeだったのですが、今では単にDBSと呼びます。シンガポールでトップの銀行でATMの数とか利便性でも群を抜いています。
海外送金をされるのであれば、ローカル銀行の中ではDBSが最も良いです。
POSB
昔はPost Office Savings Bankで、今は単にPOSBと呼びます。ゆうちょ銀行みたいなものです。運営はDBSがやっていますので、安全性も利便性も高いです。利息が良いので、利息重視であればPOSBをお勧めします。
OCBC
Oversea-Chinese Banking Corporation(OCBC)も歴史は古いローカル銀行です。マレーシアやインドネシアや中国にも展開しています。
UOB
United Overseas Bank(UOB)も東南アジア全域に展開している銀行でシンガポールに本社があります。
海外の銀行
海外の銀行も数多くあります。ATMの利便性を考えるとatm5に加盟している銀行にしておけば、加盟している銀行のATMで無料で引き落としができて便利です。というわけでatm5に加盟している銀行を紹介します。
Citibank
私は他のCitibank口座との送金目的で口座開設していますが、15,000ドル月末残高がないと口座手数料が15ドルとかちょっとひどいし、頻繁に売り込みの電話がかかってくるんですよね。
世界中のCitibankの口座間では送金手数料が発生しないので、頻繁に送金する必要がある場合はそれなりに価値があります。為替手数料も安いです。
HSBC
HSBCは香港上海銀行です。Premier口座を開設してプライベートバンキングで様々な金融サービスを受けたい方にはお勧めできます。
その他
英国系だとStandard Chartered Bank、マレーシア系だとMaybank、インド系だとState Bank of India、中国系だとBank of Chinaがあります。
口座開設について
銀行口座開設手続きはEPを持っていれば、正直簡単です。EPを持って銀行に行き、カウンターで口座開設したいことを伝えると、個室に通されて、言われるがまま書類に記入すればあっという間に口座開設できます。土曜日に口座開設できるところも多いですから便利です。
口座開設時に持っていくもの
パスポートとEPが絶対必要です。後は住所を証明する書類として、SP Servicesの請求書とか家の契約のTenancy agreementが必要です。あと公式な雇用関係を証明する書類を求められることがありますがSP Serviceの請求書を持っていけば必要ないはずです。
- 有効期限のあるパスポート
- EP
- 住所を証明する書類
- 雇用関係を証明する書類
小切手はあったほうが良い
SavingにするとかCurrent(Checking)にするとか聞かれると思いますが、シンガポールでは小切手をたまに使いますので、メインの口座は小切手が発行できるCurrentが良いと思います。サブはSavingで十分ですね。
コメント