シンガポールで生活することは日本と比べて痩せやすいのでしょうか?私の場合は赴任から最初の二年くらいは体重が減り続け8キロ体重が減りました。ここ一年くらいは体重は横ばいが続いています。自分なりになぜ痩せたのかについてまとめてみたいと思います。
そもそも痩せたい意思があった
まったく痩せようとも思わなくて痩せたのではありません。日本にいるときから痩せようと思っていたんですが、なかなか痩せられない状態だったのです。日本にいるときはテニスをしたりして運動で痩せようと努力はしたのですが、痩せても2-3キロ程度ですぐに元に戻る感じでした。
シンガポールに来て始めたこと
ジョギングを始めた
シンガポールにきて始めたこと、それはジョギングです。週に3-4日40分ぐらいジョギングしています。これをずっと続けています。ジョギングは有酸素運動で、これを長期間継続できたことが痩せた一番の理由だと思います。
日本がジョギングに向いていなかった理由
日本にいるときもジョギングをしたことが何度かあるのですが、三日坊主になることが多かったです。
冬は寒くて外に出たくない
私の走れる時間は、早朝か深夜です。その時間の日本の冬はものすごく寒いですよね。家の扉を開けるのだって勇気がいるのに走りに行くなんて続くはずがありません。この理由が一番大きいです。
雨が降って予定が狂う
やる気はあるけど、雨が降っていて走れないときがありますよね。一日とかだったらまだ良いのですが、雨が降り始めると止まらないのが日本です。一週間以上も続けて走れないと走りに行く気がなくなります。
夜走るとちょっと危険
私の日本の家は海が近くて海岸を走るということもできました。それはそれで良かったのですが、夜中とか暗くて結構物騒な感じになります。町中を走るという選択肢もありますが、今度は車が危険だったりします。
シンガポールでは
夜中早朝も暖かい
外は年中暖かいのでTシャツ短パンでいつでも走れます。会社から帰って寝る前に走りに行ったり、週末早朝暗いうちから走りに行ったりしてもいつも暖かいです。これは本当にうれしいです。
雨はすぐに止む
走りに行こうと思って雨が降っていることもありますが、30分もすれば止むことも多いですし、多少の雨でも暖かいのでそのまま走ることもできます。雨でその日のジョギングをやめることはほとんどありません。
どこも安全
私の住んでいるRiver Valleyからはジョギングするコースがたくさんあります。Clarke Quay、Marina Bay、Tanglinなどいろいろと目的地を変えて走れます。しかも夜中でも明るくて危険なところはありません。
ジョギングのこだわり
40分は走る
走る時間は大体40分以上にしています。初めの20分は血中の糖質がエネルギーとして使われているだけで、20分以降から体脂肪の燃焼が始まります。20分以上は体脂肪が確実に燃焼されるようにしています。
心拍数を130
ジョギングしているときは心拍数を測定できるようにしています。目標としている心拍数は130程度なのですが、120-140くらいで一定できていません。ペースを確認するのに心拍数モニタが必要です。
脂肪燃焼に適した心拍数は実はもう少し低くても良いのですが、走った気分にならないのでちょっと高めにしています。
筋トレもする
ジョギングすると痩せていくのですが、筋肉も落ちていきます。筋トレを並行して行わないとガリガリになってしまいます。コンドにジムが付いていますので、筋トレは気軽にできます。
筋肉を付けると代謝が上がって痩せやすいとよく言われます。ある意味当たっていますが、筋肉を増やすと代謝が上がってお腹があっという間に減って食べる量が増えるだけです。おなかがすいたときに普通にご飯が食べれれば良いかもしれませんが、空腹に耐えられずスナックや甘いものを間食するようだとかえって太ります。
シンガポール生活自体が痩せやすい
温暖な気候
動物は寒い所にいると脂肪を溜め込もうとします。もちろん人間も同じです。シンガポールは熱帯ですから気候的に痩せるのに有利です。
温かい時に比べて、寒い時にジョギングするのは心臓の負担が大きいです。シンガポールではおじさんでも安心してジョギングができます。
でも寒いオフィスは要注意
外は熱いのですがオフィスでは強烈に寒い場合は、体が急激な温度変化から身を守るために脂肪を溜め込もうとしてしまいます。水泳選手がすこしぽっちゃりしている原理ですね。
食生活
一食の量が少ない
シンガポールで外食すると量が少ないのに気づきます。ホーカーに行けば明らかに少ないです。シンガポール・スタンダードの量で食事をしていると自動的にカロリーが抑えられます。
唐辛子の摂取量増
唐辛子がダイエットに効くかは微妙ですが、食べると太りづらいイメージはあります。唐辛子ダイエットというのもあります。唐辛子摂取量はシンガポールでは半端なく増えます。
糖質は調整可能
シンガポールの食事は、ご飯と麺がなくなると何も食べるものがないくらいで、糖質に依存した食事になります。糖質制限ダイエットは正直難しいです。でもホーカーとかでは細かく注文ができますから、ご飯を半分とかにして、その分肉を増やして糖質を調整するとかが良いですね。
飲み会は酒だけ
日本の場合は飲み会となると居酒屋で料理も食べるのが当たり前ですが、ローカルの飲み会ではピーナッツとか軽いつまみ程度であとは飲むだけです。さすがに日本人との飲み会は日本スタイルですが、ローカルスタイルの場合は次の日は不思議と痩せています。
有酸素運動を継続させることで痩せる
このようにシンガポールに住んでいるだけで何となく痩せてしまいそうですが、付いた脂肪はそう簡単には落ちません。食べないで痩せることもできるでしょうが、健康を害してしまう可能性が高いですので、健康的に痩せるためにはやはり有酸素運動が絶対に必要だと思います。
シンガポールは痩せるのに必要な有酸素運動を続けるのに向いた環境であるといえると思います。ちょっと体脂肪が気になる方はぜひ健康維持のためにもジョギングなどを始めてみてはいかがでしょうか。
コメント