海外に住んでいると日本国内のみに提供されているインターネット上のサービスが多くあることに気が付きます。VPNを使えばこういった悩みは解決するだろうと、いろいろと契約してみたのですが、どこも問題があって結局自分でサービスを立ち上げました。
VPNは海外生活の必需品
海外に住んでいると、日本語が極端に少ない環境に置かれるわけで、それが結構ストレスだったりします。ストレスの強さは現地の言葉がどれくらい使えるかで変わってくると思いますが、家族全員が現地の言葉を不自由なく使えるとは限りません。
最近はインターネットで、映画やドラマだけでなく、テレビ番組も見ることができるようになっています。日本語の動画をみてストレス解消したくても、こういったサイトはほぼすべて海外からのアクセスを禁止しています。
でもVPNを経由させることで、この問題はクリアできます。
VPNサービスを渡り歩く
VPNを提供しているサービスは沢山あって、中には無料のものもあります。こう色々あると悩むのですが、無料のものは通信内容が盗み見られているし、そもそもスピードが遅いので論外でした。
中華系VPNをまず試す
中国に住んでいる方はもっと深刻で、SNSなどもVPNがないと使えないですから、中国在住者向けにVPNサービスを提供している業者がたくさんあります。サーバー自体は日本にありますので、ふつうにシンガポールからも使えます。
とりあえずそういった中からVPNサービスに入ることにしました。料金は安かったのですが、半年ほどつかったところから、なかなかサーバーに接続できなかったり、つながっても動画を見ている間に切れたり、挙句の果てには海外からアクセスできないといったメッセージが表示されてしまうことになってしまって解約することになってしまいました。
結局日本のサービスが良い
大手の海外VPNサービスも数多くありますが、はじめはNetflixが使えても、2,3か月くらい経つと海外からアクセスできないといったメッセージが表示されるようになるといった話を聞きます。そういったところは決まって長期契約を用意していて、コストにつられて契約するとかえってコスト高になることが多いです。
どうやら最初はNetflixで問題ないIPが使えるのですが、しばらくすると規制されているIPしか接続できなくて、契約期間を大きく残して解約する羽目になるようです。気を付けてください。
実際に返金期間や無料期間があるところをいくつか使ってみましたが、Netflixは使えてもHuluが使えないなど、すべてのサービスが使えるところはほとんどないような状態でした。そんななか日本のセカイVPNが一番安定していたので、しばらくはセカイVPNを使っていました。やはり日本のサービスは安心できます。
しかし残念なことに2017年頃からセカイVPNもブラックリストに入り、例の海外からアクセスできないといったメッセージが表示されるようになってしまいました。
マイIPもブラックリストに
セカイVPNがブラックリスト入りした後も、代替として同じインターリンクのマイIPがしばらく使えていました。ただマイIPは同時に接続できる台数が一台だけで、家族で使うと制限にひっかかるといった問題がネックでした。しかしこのマイIPもとうとう2019年からブラックリストに入り使えなくなりました。
ちょっと面倒な方法でVPN運用してみる
実家がフレッツ光だったころ、自分でVPNサーバーを立ててしまおうと、日本の実家のルーターにVPN機能を立てるとかもやってみました。これの設定方法はブログの中で公開しましたが、ちょっと難しいし、条件がそろわないとできないので、これを実践できる人って限られると思います。
これも実家の光回線の契約を変えると使えなくなりあきらめることになりました。
より多くの人のために
やはり海外で暮らしている数多くの日本動画ファンの方々が、難しい設定とか面倒なこと無しに、快適にVPNが使えるよう私に何かできないかなと思うわけです。
そこで思いついたのが会員制のVPNサービスで、私がこじんまりと運営してしまえと思いたったわけです。多少の会費を頂きますが14日間の無料期間をもうけていますので、まずは是非お試しください。詳細は以下のサイトをご覧になってください。
Hulu、Netflix、Prime Video、TVer、U-NEXT、Disney+、DAZNなどなんでも規制されることなくご利用いただけます。是非お試しください。
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