シンガポールでは車がなくてもタクシーはたくさん走っていて安価だし、電車もMRTが拡張を続けているし、バス網が全土に張り巡らされているので、選択肢が本当に多くて、急いでいるときは時間優先でタクシーを使ったり、時間に余裕があるときはMRTやバスを使ったりと様々です。
タクシーについて
移動手段は全部タクシーでという人も大勢います。それくらい便利にいつでも捕まえられて安く簡単に目的地に行けます。色々な場所にあるタクシースタンド以外にも、携帯のアプリとかSMSとかでタクシーを呼び出したりもできますし、中心部のCity以外の場所では流しのタクシーを手を挙げて止めることもできます。
ただ雨が降ったり夕方の帰宅ラッシュなど需要が増えるタイミングには全然捕まらないといったことになるのが難点ですね。
タクシースタンドでも長蛇の列の場合もあるのですが、少しだけ予約手数料を払って呼び出してしまえば3分くらい待てば乗れてしまいますので、急いでいる場合は断然タクシーです。
MRTについて
MRTは年々駅が増えていって年々便利になっています。日本でもSuicaやPASMOを使って切符を買うことはほとんどありませんが、シンガポールでも同じです。駅単位で乗車券を買うのは面倒だし割高なので絶対にez-linkカードが便利です。
MRTの良いところは安くて、ホームが安全で、駅での待ち時間が少なくて、到着時間が予測できることですね。ただ日本人感覚だと電車での移動が一番速いと思うかもしれませんが、よほど渋滞がなければタクシーの方が圧倒的に速いです。5駅以上乗るのであればタクシーを選択したくなりますね。
バスについて
バスは土地勘がないとどのバスに乗っていいのか分からず難しいですが、gothereなどのアプリを使いこなせばグッとハードルが下がります。
バスはMRTよりきめ細かく色々なところに行くことができるので慣れるとかなり便利です。ただバスは待ち時間に左右されることがあって、バス停で20分近く待たされることも良くあります。待ち時間はバス停に表示されていたりアプリからも確認できるので、待ち時間を見ながら別ルートや別手段を考えたりできます。
料金は距離に応じて変わりますが大体1ドルくらいで、かなり乗っても2ドルくらいです。支払いはez-linkカードですが、現金で支払うこともできます。現金の場合割高になるだけでなくお釣りがないので小銭がないとかなり割高になります。
バスとMRTは乗り継いでもez-linkカードで支払っている限りトータルでの料金を自動的に計算してくれます。これは便利で目的地で30分くらい過ごして戻ってきても、一つの移動とみなされて片道がほぼ無料になることもあります。
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