シンガポールの携帯電話会社は、以下の3つがあります。
エリア
シンガポールは狭いですのでどこの携帯電話会社を選んでも国内ほぼ100%カバーされます。気にすべきはもう少し細かいところですね。建物によってSingtelは4Gでつながるけど、Starhubは3Gとか、特定のエレベーターに乗るとSingtelは通話が切れるけど、Starhubは切れないとか、そういった細かいカバレッジが気になったりします。同僚に聞くとか、同じコンドに住んでいる人に聞くとかでえられる情報が非常に参考になりますね。といっても日本と比べると圧倒的にどこでもつながりますので、あまり神経質になる必要はありません。
通信速度
OpenSignalのThe State of LTE (February 2016)によればシンガポールは世界一4Gのスピードが速いです。日本の3倍以上の通信速度が期待できます。実際にシンガポールで慣れてしまうと日本に帰るとかなりストレスになります。その非常に速いなかで比べるのであれば、Singtelが40Mbpsで一番です。次がStarhubで39Mbps。M1は29Mbpsでちょっと劣ります。
ちなみに日本はSoftbankが19Mbps、auが16Mbps、NTT DoCoMoが10Mbpsですね。日本は料金が高いくせに性能が悪いです。
料金
料金は基本的に横並びです。どこかが安いプランをだすとそれより10セント安い設定が作られたりと競争していることが伝わってきます。そういったちょっとした差はあまり関係ないと思います。
もしも日本によく電話をかけるのであればStarHubが有利ですね。IDDという国際電話をかける方法を使うとどこも安くかけられます。StarHubの場合は月に7ドル払うと19個無料でかけられる日本の電話番号を設定できます。
Starhub | 0.39ドル/分 |
---|---|
Singtel | 0.41ドル/分(固定電話) 0.43ドル/分(携帯電話) |
m1 | 0.42ドル/分(7am-8:59pm) 0.38ドル/分(9pm-6:59am) |
サービス
サービスはよくm1が良いと聞きますが、定量的には判断できないところです。でもシンガポールでのサービスの差は携帯電話会社での差というより、支払っている使用料の差によるところが大きいです。継続して高額支払っていると出たばっかりのiPhoneを無料で宅配でもらえたりとかよくある話です。
あとサービスというか、StarHubのハブ戦略は駐在員にはうれしいと思います。テレビ、インターネット、固定電話と携帯電話を一括して提供してくれますので、色々と手間を省けます。
携帯電話会社を変えるのは簡単
シンガポールでも簡単に携帯電話会社を変えることができます。もちろん電話番号は持っていけます。ただ契約で2年縛りとかがありますので違約金は確認しておく必要があります。
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