英語で伝えたいことが言えるようになるには

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英語のスピーキングは決められた表現を覚えることで、ある程度スムーズに受け答えができるようになりますが、自分から情報を発信するのには不十分ですよね。伝えたいことを言えるようにするにはやはり自分で英文を組み立てていく必要があります。

英語をとりあえず喋れるようになるには
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英語には様々な表現方法があって、豊かな表現ができるに越したことはありませんが、ビジネスでは端的な表現が好まれますので、シンプルで誤解が生じない表現に徹したいです。シンプルに通じさせるにはシンプルな文を使うということです。

まずは一番シンプルに表現するところから覚えて、実際に使いながら徐々に表現の幅を広げていくのが英語上達のコツですね。

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英語は配置の言語

英語は配置の言語です。日本語は「てにをは」のような助詞を使う言語とは大きく違います。まずはこれにしっかり慣れる必要があります。日本語であれば「私はシンガポールに住んでいます。」「シンガポールに私は住んでいます。」など配置はあまり気にしないですよね。この感覚でいると伝わらない英語になります。

英語の場合は、最初に主語で、次に動詞で、あとは適当に補うだけです。厳密には第一文型(SV)、第二文型(SVC)、第三文型(SVO)、第四文型(SVOO)、第五文型(SVOC)というのがあって中学校で習ったはずですよね。これを使いこなす必要があります。でもこれでも難しく感じる方がいらっしゃいますよね。なのでSVの後は適当に補うだけと考えてください。でもこのSVが非常に重要です。

英語は配置の言語ですから、動詞が来るところに動詞でないものが来ても動詞のように考えます。有名な例は”I googled your name.”とか、”I xeroxed the report.” とかでしょうかね。社名が動詞のように扱われます。これは英語が配置の言語だからできることです。

英語は動詞がキー

逆に英語は動詞に敏感な言語といえます。動詞を誤ると全く意味が伝わりません。動詞には二種類あってbe動詞と一般動詞です。be動詞はam, are, is, was, wereですね。あとは一般動詞になります。一般動詞は基本的に動作を表します。でも動きなんて色々な種類があるわけでもなくて、基本動詞と言われている20個くらいと、あとはせいぜい100個程度覚えておけばほぼ対応できます。まずはこれを覚えてください。

動詞選択は本当は奥が深いが後回し

実際に話す場面では、まずは主語と動詞を組み立てましょう。といっても最低2単語でできてしまいますので簡単なように思えますが、実はここが奥が深いと思います。英語的で適切な動詞の選択ができるようになるのには時間がかかります。でもとりあえず通じればよいというレベルだとこの奥の深さは無視していただいて構いません。シンガポーリアンもちょっと変な選択をしているのに気づくことが多いです。

私もネイティブでないので英語を日常使っていてもよく選択を間違います。より自然な英語を目指したい方は、コロケーションといって辞書があるので時間をかけて覚えるしかないと思います。

まずは主語と動詞を言ってみることから始める

動詞の選択は思いついたのを使うとして、まずは主語と動詞を言ってしまいましょう。例えば”I told”、そうするとこれじゃ伝わらないじゃんという感覚がすると思います。この足りない感覚を補ってあげることで文は完成します。

例えば”you the result.”。補い方にもルールがあるのですが、主語と動詞と比べてそれほど重要でないです。主語と動詞で文の骨格が出来上がっていますので、多少文法を間違えても通じてしまいます。

このように主語と動詞が言えてしまえれば、相手におおよそ伝わります。相手に伝われば会話になります。会話ができれば実践で「道具としての英語」のスキルを磨くことが可能になります。スキルが上がれば、伝えたいことがきちんと英語で言えるようになります。

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