赴任が決まってまず気になるのはどんな所に住むところになるかではないでしょうか。生活の基盤ですから住む場所は大切です。でも海外ですからどのようにして住宅を選ぶのか勝手がわからないところもあると思います。
まずは赴任が決まってから実際に現地に行って住宅が決まるまでの大まかな流れについて説明したいと思います。会社によって多少違うかもしれませんので、参考までに。
まずは日本でできること
おおよその住む地域や、予算だったり条件を決めます。具体的な物件を探しても良いのですが、物件は動くので任地につくまでには、すでに契約済みの可能性が高いです。
でも住宅サイトを見ておくと相場や雰囲気がつかめますのでぜひ研究してみてください。

予算が確定
日本にいる間に会社から予算を言い渡されます。シンガポールは物価がかなり高いので、渋谷区にマンションが借りれるくらいの額でも、シンガポールではそれが一般的だったりします。もらえた予算で選択肢の幅が決まります。
エージェントに連絡する
私の会社では、シンガポールではエージェントを通して自分で探す必要があります。会社指定のエージェントに希望を伝えて候補の絞り込みをします。私の場合は正月明け赴任で、12月はクリスマスホリデーでほぼ休暇だったので一回メールで伝えたきりでおしまいでした。本来であれば出国直前にいくつかの候補を決めておきます。
現地に着いてから
現地に着くと、しばらくはホテル住まいです。私の場合は2週間で物件を決めるよう会社から言われましたが、正直2週間は短かったですね。こだわりがなければすぐに決められるのでしょうが、ちょっとこだわりすぎたかもしれません。
物件は常に動いているので、タイミングが重要ですので、なるべく長く期間がとれた方が圧倒的に良いです。逆にぐずぐずしてると物件はすぐに埋まってしまいます。
不動産巡りツアー
業務の合間に不動産めぐりツアーを行います。短い時間で5つくらいの物件を回ります。このなかでよい物件があれば、エージェントに伝えて交渉してもらいます。もちろん気に入った物件がなければもう一度です。
私の場合は小学生の子供がいて日本人学校のバスルート上の物件にする必要があり、そこに一番苦労しました。新しめの物件はルートにないことが多いので、古い物件を避けていると物件探しは難航します。もちろん予算的に上に行ければそれほど苦労はないのですがね。
エージェントを通じて交渉
エージェントに予算より少しくらい高い物件でも値下げ交渉してもらいます。エージェントが交渉に負けてきてももう一度です。
私の場合は3~5物件回るツアーを4回やって決まりました。そのうち5物件ほどは希望を出したのですが、先に決まってしまったり、値下げに失敗したりでなかなか決まらなかったですね。
あと壁を塗り替えるかとか床を磨き直すかとか、テレビを付けるとか色々条件を含めての価格交渉になります。
無事契約
大家側と契約条件に折り合いがつけば無事契約になります。契約に関してはエージェント任せなので、特にやることはありません。言われるがままサインをしていれば契約が完了します。
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