DBSで日本への送金手数料は無料だが結局為替手数料が高い

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DBSは日本への送金手数料を無料にしています。DBSはタイ、オーストラリア、中国、カナダ、EU各国、香港、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、英国と米国そして日本が送金手数料が無料になります。

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海外送金にかかる手数料は送金手数料だけではない

昔数十ドルかかっていた送金手数料が無料と聞くと安いように感じます。100ドル送金してもかかる数十ドルの手数料は高いのでこれが無料になるというのは助かるのは事実です。

でも海外送金で最も高い手数料はやはり為替手数料です。例えば100ドルに1ドル為替手数料がかかると、10,000ドル送金すると為替手数料は100ドルですよね。どれくらいの割合で為替手数料がかかるかというのは最も気にしないといけないところです。

DBSの為替手数料を確認

この記事を書いている時点で1シンガポールドルは、YahooでSGDJPYを確認すると82.5円です。DBSのレートでは81.5円なので、Yahooのレートよりも1円ほど為替手数料を多くとられているということが分かります。

これからすると、1シンガポールドルあたり1円ほどインターバンクのレートより高くとられると考えてよいと思います。

CitibankからSMBC信託銀行よりおすすめ

Citibankは実は昔から日本のSMBC信託銀行プレステア(昔はCitibank)への送金は無料でしたが、一旦米ドルにして送金して、更に日本で米ドルから日本円に両替するので為替手数料はダブルでかかります。

これと比較すると圧倒的にDBSの方が安いです。Citibankはもう要らないかも。

シンガポールでの銀行選びと口座開設方法について
銀行口座はシンガポールで生活していく上で絶対に必要なものです。私は赴任した週にローカルの銀行のDBSと、Citibankの口座を開設しました。しかし日本の銀行と違って口座を維持するのは無料ではないので、基本的には一つあれば十分だと思います。...

その日のうちに着金は使える

日本は24時間365日着金を受け付けていないのですが、日本の営業時間終了前に送金すると、その日のうちに入金されます。これは便利です。急いで送金する必要があるときってありますからね。しかも安いですから助かります。

Wiseは安いですが、シンガポールから日本に送金すると二日かかったりでもたつきます。日本からシンガポールだと同日に入金されるので、こっちは良いですけどね。

Wiseと料金比較

Wiseは安く海外送金できて海外在住者の強い味方ですが、DBSと比較するとやはりWiseが安いですね。100ドルとか少額であればDBSが安いですね。

シンガポールと日本の海外送金はWiseがお勧め
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送金額(SGD)Wise手数料(SGD)DBS為替手数料(SGD)
1003.531.23
5005.726.14
10008.4512.27
500030.3361.35
1000057.68122.69

まとめ

DBSの送金手数料無料のキャンペーンは、日本人にとってはうれしいサービスだと思います。でも為替手数料がそもそも高いので、実際はそれほど安くないです。

安く海外送金したいのであれば、即時ではありませんがWiseの方がはるかに有利です。DBSはちょっと少額日本に送金というときと急いでいるときくらいに使えるかなという感じでしょう。