シンガポーリアン・ブレックファーストといえば、カヤトーストに半熟卵とコピ(KOPI)ですね。シンガポールのホテルに泊まっても、アメリカン・ブレックファーストは食べれてもシンガポーリアン・ブレックファーストは食べれませんが、町中のホーカーのストールやコーヒーショップなど至る所で食べることができます。
そもそもカヤとは
カヤ(Kaya)とは、ココナッツミルクと卵と砂糖とパンダン(Pandan)の葉っぱで作られたペーストのことです。日本人はたまにカヤジャムと言ったりしますが、KayaだけでCoconut Jamの意味なので冗長です。Kayaという言葉はマレー語で「豊かな」という意味ですね。Peranakan(Nyonya) Kayaが緑っぽいやつで、Hananese Kayaが茶色いやつとか、また卵が鶏だったり、アヒルだったりといろいろな種類があります。
1.Ya Kun Kaya Toast
カヤトーストのチェーン店といえばYa Kun Kaya Toast(ヤ・クン・カヤ・トースト)が一番有名でしょう。日本にも出店計画があるようですね。シンガポール国内に40店舗以上展開していますので、本当に至る所にあります。ここの特徴はトーストのパンですね。ちょっと茶色いサクサクのパンを使っています。でもこのタイプのパンを使っているストールは結構あります。入手性が良いのでしょう。ここのKayaの瓶詰はシンガポール旅行のお土産の鉄板ですね。
ゲストを連れていくのであれば、Far East Squareの本店が良いですね。
住所:18 China Street #01-01 Singapore 049560
営業時間: 7:30am-7:00pm(平日), 7:30am-4:30pm(土曜), 8:30am-3:00pm(日曜), 祝日休み
2. Killiney Kopitiam
Killiney Kopitiamも最近増えてきていますね。Orchard RdよりのKilliney Rdに本店があります。ここは歴史があって1919年からやっているそうです。今では空港をはじめ、国内に20店舗以上展開しています。Kopiはマレー語でコーヒーで、tiamはHokkienで店っていう意味で、要はコーヒーショップですね。シンガポールで最も歴史のあるコーヒーショップですね。
ここはKayaに特徴があって、卵の味が強いのが特徴だと思います。Kayaの瓶詰も売っていますのでお土産にも自分用にも良いですね。
3. Good Morning Nanyang Cafe
2005年からなのでかなり新しいですが、もうすっかり有名店ですね。店舗数が4店舗と少ないのが難点です。ちょっと変わったカヤトーストが食べたくなった人向きです。Orange Ciabatta SetとかCiabatta Setとか、ここのパンはシャバタ(ciabatta)があります。バターが染み込むので中が柔らかくて、外がトーストされたシャバタのカリッとした感じが残っていて良い感じです。
- 75 Pagoda Street, Singapore 059234
- 200 Turf Club Road, #01-34A The Grandstand, Singapore 287994
- 14 Scotts Road, #02-23 Far East Plaza, Singapore 228213
- 32 Maxwell Rd, Singapore 069115
4. Tong Ah Eating House
白い食パンでサクサク系トーストといえば、ここだど思います。”Extra crispy”と注文すると、カリッカリにしてくれます。昔はKeong Saik Rdの角にあるランドマーク的コーヒーショップだったのですが、通りは同じですが移転してしまいましたね。
住所:35 Keong Saik Rd, Singapore 089143
営業時間: 6:30am-10pm
5. Toast Box
Toast Boxはカヤトーストがメインというわけではなく、ピーナッツバタートーストや、ラクサやカレーチキンもおいしいですね。パンが柔らかく日本の食パンに近いですので、日本人向けカヤトーストということでランクさせておきます。国内に70店舗以上あるチェーン店です。
6. Chin Mee Chin Confectionery
カヤトーストではないです。カヤバン(Kaya Bun)です。トーストが好きでない人向けということでランクさせておきます。バンなので、トーストのようにサクサクとした感じではなく、フカフカした食感ですね。場所がEunosとCityから離れているのが難点ですね。
住所:204 E Coast Rd, Singapore 428903
営業時間: 8:30am-4pm(火~日曜), 月曜日定休
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