すぐに気付くことですが、シンガポールのエスカレータはとても速いです。日本と比べると倍近い速さだと思います。慣れるととても快適ですが、日本でエスカレーターに乗るとなぜかイラついてしまうときがありますね。
日本のエスカレーターは遅い
日本には日本の建築基準法があってエスカレーターの勾配に応じて上限の速度が設定されています。また安全設備や保守点検など色々と定められていていますので、安全に利用できます。
でもちょっと安全のほうに倒しすぎていて、実際とても遅いので、階数が多くなるとエレベーターを積極的に使いたくなると思います。
シンガポールのエスカレーター事情
一方シンガポールではエスカレータのスピードが速くて快適です。長いエスカレーターであってもストレスに感じることはほとんどありません。ちょっと速すぎるかなと思えることも多いです。
速すぎて困ることは、エスカレーターを降りたあたりに人が滞留しているような状況でちょっと危険を感じることです。降りたくても降りられないようなこともありますので、前の人と間隔は少し開けておきたいです。高速道路での車間距離みたいなものでしょうかね。
エレベーターが空いている
エスカレーターが速いのでエレベーターを使う人は少ないです。ですのでエレベーターが日本のように異常に混むようなことはありません。上のほうの階に行きたい場合でもエレベーターにすぐ乗れてストレスが少なくて快適です。
高速なエスカレーターのおかげで、お年寄りや足が不自由な方がエレベーターに乗りやすくなるといった効果もありますね。
手すりについて
速いエスカレーターなので手すりにつかまりたいと思うかもしれませんが、手すりのスピードがステップのスピードと微妙に合っていないことがたまにあります。これには驚きます。
しかも日本のいつも清掃されているエスカレーターとは違って、よく見るとちょっと汚れ気味だったりして、衛生的に触りたくないと思ったりもします。
でも速いですから、そんな手すりでも使うしかないですね。
Keep Leftがマナーだが
シンガポールでも関東と同じで右側を急ぐ人のために開けておくというのがマナーになっています。しかし日本と比べると右側をすり抜けていく人は少ないように感じます。朝のMRTの駅で多少あるくらいでしょうか。
やはりエスカレーター自体が速いので、ストレスにならないというのもありますが、更に歩行することによるリスクが大きいと思います。特に下りは危険ですね。エスカレーターはステップの上に立ち止まって利用することを前提とした設計になっていますので、やはり歩くのは危険です。
日本もそうですがこういった危険行為に対して、マナーで右側を開けるというのもおかしな話なのかもしれません。
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