子供をシンガポールに連れてきて期待するのは、英語力の向上が一番大きいと思います。幼稚園児くらいだと正直あまり期待できないのですが、2,3年も海外に居れば小学生くらいだと飛躍的に英語力を向上させる良い機会になると思います。
客観的に英語力をはかるのに英検は有効
どれくらい英語力が向上しているか、弱点が何なのかを客観的に理解することは非常に重要なことだと思います。英検は正直日本国内でしか有効でないのですが、日本の小中高生にとって英検が一番英語力を表す客観的な尺度として用いられますので、英検をやっておくことは意味があることです。
海外生活でリスニングが強いのは当たり前
ただ英検はリスニングが簡単すぎます。そもそも日本に住んでいる日本人を対象としている検定なので、そのレベルに合わせてあるのはある意味仕方ないのですが、海外で生活していれば会話の意味を理解することは容易いことです。
統計的にスコアを算出しているので結果としてリスニングが物凄く良くなってしまいます。小学生なのに高校卒業程度の英検2級といっても、ほとんどリスニングで稼ぎ出していてそれが有利に働いている可能性が高いので、そこは割り引いて考える必要があります。
シンガポールでも英検が受けられる
英検は年に3回実施されますが、シンガポールでも受けることが出来ます。ただし日本人会の会員の必要があります。受けられる級は、2級、準2級、3級、4級、5級です。準会場扱いですから、残念ながら1級と準1級は日本で受ける必要があります。申し込みは日本人会の英検のページから行います。
申し込みはオンラインで行い、支払いは日本人会の請求書に加えられます。検定料は流石に高いです。
2級 | 準2級 | 3級 | 4級 | 5級 |
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$103 | $80 | $62 | $55 | $53 |
会場はいつもクレメンティ校です。
2016年度第3回検定の申し込み時期
11月18日から11月28日 21:00までが2016年度第3回検定の申し込み期間です。日本だと11月29日から12月20日なので、日本の申し込みが始まる前にいつも申し込みが行われ締め切られてしまうので注意が必要です。
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