Slingboxを使って日本のテレビを海外で見る

生活
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シンガポールに住んでいても日本のテレビを見たいものですよね。私の家では2013年に来星して以来ずっとSlingboxを使って日本の両親の家からシンガポールの私の家に映像を送ってみています。一度設置してしまえば月額使用料など発生せず0円で日本のテレビを楽しむことができます。

シンガポールで日本のテレビを見るには
家族で海外に移り住むならば、日本のテレビが見れるようにしてあげることは検討すべきと思います。日本のテレビを見ていると海外に居ることを忘れられる気がしますし、家族に海外のテレビは敷居が高いですし、日本に戻ってテレビの話題についていけないのも可...
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Slingboxの仕組み

日本の地上波放送などの電波を日本に置いてあるチューナーで受けて、テレビにつなぐ代わりにその映像信号をSlingboxにつなぎます。Slingboxはインターネットに接続されてあなたのアカウントでSlingboxのサーバーに登録されます。

インターネットにつながる場所であればどこでもよいのですが、スマートフォンであったりPCからSlingboxのサーバーにアプリを使ってアクセスすることによって、日本においてあるSlingboxの映像を受け取ることができます。

Slingboxの仕組み

日本にSlingboxを置かなくてはいけない

これが一番の難関かもしれません。両親や兄弟や家族の誰かや親友が日本に住んでいるのであれば比較的簡単ですが、Slingboxとチューナーが置ける場所と、インターネットの帯域と電力を借りなくてはいけません。受信する映像の品質に関わるのでインターネットの帯域に余裕がある人に頼む必要があります。探して誰かにお願いしてください。

私はもう約4年間使用していますが、トラブルはこれまで計2回です。1回はインターネットをフレッツ光からauに変えたことによって初期化が必要になったことと、もう一回は時々映像が途絶える現象が発生したのですがサポートに電話したところアダプターが怪しいということでアダプター交換をしてもらいました。それ以降とても安定しています。2回ともSlingboxのサポートが頼りになりました。私の親でも十分に対応できたので、大抵のお年寄りでも問題ないでしょう。

現行機種はM1

今現在SlingboxはSlingbox M1のみが入手可能です。


せっかく買っても新しい機種が出たらサービスが受けられなくなるといったことはありません。日本でSlingboxが発売されて7年以上経って様々な機種が発売されましたが、まだ当初の機種でもサービスが受けられ現役で使われています。長く利用することが可能です。

Slingbox 350との違いは何か

Slingbox M1の新しいところはWi-Fi機能、スマートフォンからの設定、Slingplayer for Desktop対応です。

Wi-Fi

Slingbox M1ではWi-Fiをサポートしています。でも映像を流すことを考えるとWi-Fiは画質を落とすだけで良いことがありません。手の届くところという必要はなくて、どこにおいても良いわけですから置き場所に困ることもないと思います。できるだけルーターの近くに有線で接続するのが良いと思います。

スマートフォンからの設定

Wi-Fiでつなぐ必要があるのですが、Slingbox M1ではスマートフォンから設定ができます。Slingbox 350はネットにつなぐとブラウザから設定ができます。設定は一度だけだし、Slingbox 350でも簡単に設定ができます。

Slingplayer for Desktop対応

Slingplayer for Desktopは今ではM1だけが対応になってしまいました。これはPCのアプリですが、PCからはブラウザで見ることができますので必要というわけではありません。

HDMIは必要

Slingboxで困るのはHDMI入力が無いことです。これは微妙に法律が絡むと思うのですが、デジタル映像をそのままインターネットに配信するということはしないで、アナログ信号を受けてストリーミングを送っています。

HDMIケーブル

もちろん一般的なコンポジット端子があるのですが、これだと画質が良くありません。

コンポジット・ケーブル

コンポーネント端子もあってこれだとハイビジョンに対応していて画質が良いのですが、コンポーネント端子がついているチューナーが少なくなっています。またコンポーネン端子はD端子に変換が可能なので、D端子がついているチューナーであれば変換ケーブルが使えます。

コンポーネント・ケーブル

残念ながらコンポーネント端子やD端子がついているチューナーの入手性が悪くなっています。また最近のほぼすべてのチューナーにはHDMI端子がついているので、Slingboxを使うのであればHDMI-コンポーネント・コンバーターが必要になります。HDMI SETというのがあって、コンバーターがついていて便利です。最近ではHDMI SETでしか入手できなくないです。

チューナー選び

Slingboxがチューナーのリモコンになるので、対応しているチューナーを選ぶ必要があります。MITSUBISHI、Panasonic、SHARP、SONY、TOSHIBAなどのメジャーなメーカーはもちろん、安価な商品のあるBUFFALO、I-O DATAも対応していますし、スカイパーフェクTVやひかりTVのチューナーにも対応しています。

対応リストで確認してください。

単なるチューナーかレコーダーか

単なるチューナーでも日本の放送をほぼリアルタイムで見ることはできますが、録画予約が問題になります。シンガポール側に録画予約する機材を置くのは色々と操作を必要とするので無理です。日本側にレコーダーを置く選択肢しかないでしょう。

レコーダーはブルーレイ・レコーダーが大抵HDDがついていて便利です。ブルーレイ自体は入れ替えられないので使えませんが。高機能でチューナーが複数入っているほうが予約録画中にも放送が見れて便利です。

設置は簡単

設置は正直簡単なのですが、ブルーレイ・レコーダーをテレビにつなげない人は無理かもしれません。でもサポートがしっかりしているから安心です。15,000円を払えばわざわざ家に来て設置、設定をしてくれます。

もう来星してしまっていて、これから実家に設置したいひともこのSlingbox訪問設置サービスを使って設置を業者にお願いしてリモートで設置することができてしまします。

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テレビはやっぱりテレビで見たい

SlingboxはPCだけでなくスマートフォンやタブレットからも見ることができるのですが、リビングでテレビで見たいです。

Slingbox視聴環境

でも問題ないです。ノートパソコンでHDMIが付いているものがあれば、ノートパソコンをテレビに接続しても良いですが、ちょっと見た目が問題なのでお勧めはIntel Compute Stickです。とても小さくてテレビの陰に隠れます。性能もSlingboxを視聴するのに問題ありません。一年くらい前は不安定な時もあったのですが、今は安定して利用できています。お勧めです。

Slingboxのその後とIntel Compute Stick
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リモコンは小さなタッチパッド付きキーボード

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Fire TVでSlingboxを見る

最近 Fire Stick TV のコストパフォーマンスが良くなっています。Fire TVにもSlingboxのアプリをインストールするとみることができます。

場合によりリモコンが利かない不具合があるのですが、アプリはほとんどメンテされていない状態が続いています。Fire TVでSlingboxを見るのはマイナーなんでしょうか。でも安価にテレビでSlingboxを見ることができます。

コメント

  1. […] 海外まで日本のテレビの電波は飛んでいませんので、日本のテレビを海外からみるためには、Slingboxを日本に設置してインターネット経由でみるのが一般的でした。 […]

  2. […] […]