ビーチリゾートは数多く行きましたが、私の中ではシンガポール近辺、東南アジアでのナンバーワンビーチはタイのリペ島です。ビーチは、海の水がきれいなのは当たり前で、砂浜の砂が白くて細かくてきれいです。しかも島の中にはレストランとかタイ古式マッサージ店とかもあるので、海しかないリゾートとは違います。
アクセスについて
リペ島がマイナーな理由の一つはアクセスが悪いことだと思います。シンガポールからは一旦マレーシアのランカウイ島に一時間半ほど飛行機に乗って、ランカウイ島から一時間半ほどフェリーに乗ってリペ島まで行くルートが一番良いです。
タイ側のPak Baraからもフェリーがありますが、最寄り空港から距離があるので時間がかかるのと、船が出るのは昼までなので泊まることになるのですが、どうせ途中で泊まるのならランカウイ島が良いからです。
移動時間自体は大したことないのですが、結局泊まりを含めるとシンガポールからリペ島に着くまでに一日近くかかるのが難点ででしょうかね。
実は期間限定の島、12月から2月初旬がお勧め
リペ島の気温は年間を通じて26度以上で暖かいのですが、5月から11月くらいは雨季で雨がかなり多くなります。お勧めの時期はしっかり乾季になっている12月から2月初めくらいまでです。ということで期間限定の島みたいなものです。せっかくの真っ白なビーチも曇ったり雨が降るとかなり残念ですよね。
フェリーが運航していない時期がある
雨季はシーズンオフとなるため、ランカウイ島からのフェリーは10月終わりから6月頭までの時期しか運航していません。これ以外の時期にも便数がかなり減りますがタイ側Pak Baraから入ることはできます。
ランカウイ島で前後泊
ランカウイ島からのフェリーは遅い時間だと14:30発とかもあるのですが、一時間半前にチェックインなので13時までにフェリーのカウンターに着きたいところです。そうするとランカウイに泊まらいで直接行くのであれば午前中の便を探すしかないのですが、良い便はほとんどないです。
結果としてリペ島に行くときは、行きも帰りもランカウイ島に一泊ずつすることになります。せっかくなのでランカウイ島も一緒に楽しみたいですね。
リペ島では船会社によって船が泊まる場所が少し違う
ランカウイ島からリペ島に行くフェリーは二箇所から出ていて、実は船会社によって着く場所が違ったりします。別の場所といっても小さな島なので大した違いはないのですが、砂浜で荷物を持って歩くには少し距離があります。
面倒なのでリペ島で泊まるホテルの場所に合わせてフェリーを選ぶというのもあります。バイクに荷台が付いたタクシーも使えますが、雨が降ったら厳しいです。
Kuah Jetty
Kuah Jettyはランカウイ島で最も栄えているKuahにあるので、ランカウイ島に泊まることを考えるとここが一番便利ですね。でもここから出ているBundhaya Speedboatを使うとPattayaビーチの東につくので、ビーチの西側のホテルの場合結構面倒なことになります。ホテルの人を呼んで荷物を運んでもらって、自分たちはゆっくりとビーチを歩いていくというのも良いですけど。
Telaga Terminal
Telaga Terminalはランカウイ島の西にあって、リペ島には近いのですが栄えている場所はなくホテルが限られますが、空港から近いのでタクシーでの移動も少なくすることができます。ここから出ているフェリーはPattayaビーチの中央につくので少しだけ便利です。
リペ島上陸は短パンとビーチサンダルで
リペ島には立派な桟橋なんてありません。リペ島の沖でフェリーは泊まって、小型ボートで浜まで連れて行ってくれますが、小型ボートから降りる際に足が濡れることになります。靴は脱げばよいですが、事前に島に入りやすい服装にしておきたいですね。
入出国手続き
ランカウイ島がマレーシアで、リペ島がタイなので当然入出国手続きが必要になってきます。またリペ島はタルタオ海洋国立公園内で持ち出せないものもあってリペ島からランカウイ島に入る際にチェックが入ることがあります。お土産も没収されるケースがあります。
船で出入国された経験があれば、ここでも大体同じようなものです。出入国カードを記入して船会社のカウンターでチェックインをしてパスポートを預けます。パスポートはイミグレーションの近くで返されて出国手続きをしたら、船に乗る前に再度船会社がパスポートを預かります。
パスポートは船の中で返されることが多いのですが、リペ島の場合は、島についてから返されます。これがちょっと時間がかかって面倒なところです。イミグレーションといっても待つのは外なのでパスポートは名前を呼ばれるまで暑い中待つ必要があります。パスポートをもらって入国手続きを済ませたらおしまいです。
帰りの船のチェックインは着いた日に
リペ島で入国手続きが終わったら、近くにある船会社のカウンターというかテーブルで、帰りの船のチェックインをしてしまいましょう。集合時間を教えてくれます。大体船が出る2,3時間前に集合となります。
リペ島のホテルについて
小さい島に来ると良いホテルがないという懸念があるのですが、リペ島は大丈夫ですね。島ですがWi-Fi環境は快適です。海の目の前の部屋が良いとか、海は綺麗だけとプールも欲しいとか色々な条件で選ぶことができますね。
島での過ごし方について
リペ島にはメインのPattayaビーチと、SunsetビーチとSunriseビーチがあります。島はそれほど大きくないので、ビーチを歩いて回ることもできますし、タクシーの荷台に乗って風を受けながらの移動も良いですね。
ビーチはどこも綺麗だし、サンゴもあったり、カクレクマノミもいたりで、シュノーケリングはもちろん楽しめます。また少し沖に出てシュノーケリングをするにはツアーもあります。
ビーチにはヤドカリがいるので子供たちにはうれしいですね。大人だけであればダイビングにも出かけたいですね。
Walking Street
レストラン、バー、お土産屋、タイ古式マッサージ、セブンイレブンと色々なお店がある通りがWalking Streetで、日が暮れてからも、日が暮れる前からも楽しめます。というか、ここしか栄えている場所はありません。ATMや両替所もこの通りにあります。
まだの方はぜひ
シンガポールに住んでいると、モルジブに行くというのはよく聞く話ですが、せっかく東南アジアに住んでいるのであればモルジブなんかよりもリペ島をお勧めします。まだ行かれていない方はぜひ一度足を運んでみてください。
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