オーストラリアを訪れるのにはビザの取得が必要で、事前に取得しておく必要があります。オーストラリアのビザにはいろいろな種類がありますが、通常日本人が3カ月までの短期の観光や商用目的ではETA(Electronic Travel Authority)といわれるビザになります。日本だとなぜかETASと言う人や旅行会社のホームページに書いてあるのですが、ビザの呼び方は正しくはETAです。
ETAの取得はインターネットからできるようになっていますので、わざわざオーストラリア大使館に行く必要はありません。何か証明書が発行されるわけではなく電子的なものなのです。旅行会社などを通していない限り、通常航空会社ではチェックされず現地の入国審査で確認されます。着いてから慌てないように。
ETA取得自体は無料
本来ETAの取得には料金はかかりません。無料なはずなのですが業者に登録手数料を取られるので実質有料になります。
オーストラリア政府移民局
オーストラリア政府移民局のETAのサイトで登録できます。ここの手数料が一番高いというか基準です。一人20ドルです。飛行機に乗る前に忘れたとか現地について気づいたという場合はここにスマートフォンなどでアクセスして登録するのが早いです。特にやましいことがなければ通常その場で承認されます。
代理店
沢山の代理店がETAの登録を行ってくれます。登録手数料は日本だと1000円くらいで、ここシンガポールだと10ドルくらいでしょうか。代理店によって手数料はまちまちですが、もらえるビザは同じなので安いに越したことないです。日本だと2000円以上の法外な手数料を取るところもあるようです。
The KANGAROOS Team
私がお世話になっている業者はThe KANGAROOS Teamです。ここはHardware Zoneの掲示板で高評価なのと、私のシンガポールの友人たちもお世話になっていてお勧めできます。
手数料は一人7ドルです。通常は先に支払いを済ませてから手続きを行ってもらうのですが、ここは先に登録してもらってから支払いを行います。支払い方法は振り込みですが、シンガポールだとFAST送金がインターネットバンキングで手数料はかからないし簡単です。フォーラムメンバーは無料になることがあるようですが、私はメンバーでもないのになぜか無料でやってもらえています。
依頼の方法は全てメールです。The KANGAROOS Teamのページにメールアドレスが書いてあるので、そこにメールして依頼します。返信が来たら登録に必要な情報を伝えて、1営業日後くらいで登録完了の通知が来て、銀行振り込みの情報が書いてあるのでインターネットなどで支払いをします。メールだけですが対応が非常に速いです。
登録の確認方法
移民局で登録を行うのであれば、Reference Numberが発行されて確認も移民局でできますが、代理店でお願いするとReference Numberが発行されません。
でも一応確認する方法があります。登録完了後に移民局のページで申請手続きを途中までします。また情報をいちいち入力しないといけないのですが、最後の方ですでにETAが登録されているが続けるのかというメッセージと登録されている情報が表示されるので、キャンセルを押して手続きを無効にします。これで確認できます。
面倒ですが、念のため事前に確認しておくことをお勧めします。
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