フレッツ光・ドコモ光を使ったVPN設置方法

日本のHuluとかNetflixとかは日本国外から閲覧することを禁止しているので、シンガポールからは基本的に見ることはできません。回避方法は商用のVPNを使ったものを以前紹介したのですが、今回はフレッツ光とかドコモ光とかを日本で使っている人向けに自分でVPNを設置する方法を紹介します。

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まずはフレッツ光・ドコモ光ユーザーの確保

家族や友人の誰かは日本に住んでいて、インターネットにつながっていると思いますが、フレッツ光ドコモ光のユーザーを探しましょう。なぜかというとこれらの光回線につなぐルーターにVPN機能がすでに備わっているからです。

なので帯域を少し借りるだけで、他に何も必要なくかける迷惑が最小限に抑えられます。海外に住んでいると誰かにお願いしなければいけないので、これが重要です。

ルーターの確認

まずはルーターの機種を調べておいてください。普通に契約していればPR-500とかRT-500とかRS-500とかでVPN機能があります。NTTはかなり昔からVPN機能が入っているので古い機種でも大丈夫だと思います。

ルーターにVPN機能があるかは調べた型番からマニュアルをネットで探して調べるか、日本にいる家族にブラウザから自分の家のルーターのWEB設定画面に入ってもらって実際に「VPNサーバ設定」があるか確認してもらいましょう。

WEB設定画面は通常「http://192.168.1.1」を開いてもらって、ユーザ名は「user」でパスワードは自分で設定したものになります。

VPNサーバ機能の起動

まずはVPNサーバ機能を起動してみます。左のメニューに「詳細設定」をクリックすると更にメニューが展開されて、その中に「VPNサーバ設定」がありますのでクリックします。

PR-500MI subtitle

VPNアカウントの作成

VPNを使えるユーザをまずは登録します。20個くらい作れますので、すでにVPNを利用していても一つ追加するくらい問題ないでしょう。

VPN server settings

空いているエントリー番号の横の操作にある「編集」ボタンを押します。

account settings

エントリ編集で「接続名」、「ユーザ名」と「パスワード」を入力して「設定」ボタンを押します。「接続名」は変更しなくても問題ありません。「ユーザ名」は31文字まで、「パスワード」は8~31文字までの半角英数字です。

事前共有鍵の確認

VPNで接続する際には「ユーザ名」と「パスワード」だけでなく「事前共有鍵」も必要となります。事前共有鍵は「VPNサーバ設定」の「VPNサーバ機能」のところに「事前共有鍵」の欄があるので、「表示」ボタンを押せば確認できます。

key

これをどこかに控えておきます。

VPNサーバの起動

「VPNサーバ設定」の「VPNサーバ機能」のところに「利用する接続先」がありますが、これは「メインセッション」で、「VPNサーバ機能の起動」を「有効」にチェックを入れて、「設定」ボタンを押します。

これでVPNサーバが立ち上がってVPNが使えるようになっています。

IPアドレス問題を解決する

VPNサーバのIPアドレスはプロバイダによって割り当てられるのですが、これは常に同じではありません。特に電源が切れたりして再接続されると同じIPアドレスにはなっていない確率が高いです。逆に電源が切れることがなければIPアドレスは変わることがないので、それほど頻繁にIPアドレスを確認する必要はありません。

WAN側IPアドレスを調べる

「WAN側IPアドレス」で今現在割り当たっているIPアドレスは調べることができます。左のメニューの「情報」の「現在の状態」を開くと、「機器状態情報」があるので、「メインセッション」の「WAN側IPアドレス」がそれになります。

WAN IP Address

WAN側IPアドレスの変更をメールで受け取る

毎回毎回「WAN側IPアドレス」が変わっていないか調べるのも大変ですので、変更されたらメールで通知してもらえるように設定しましょう。

「詳細設定」の「VPNサーバ設定」にまた行って、一番下にある「IPアドレス通知設定」のボタンを押します。

IP Mail Notification

「IPアドレス通知設定」で「メール機能の有効無効」を「有効にする」にチェックします。

「サーバ設定」ではYahoo!であれば、下の画像の通りで「差出人メールアドレス」は自分のYahoo!のメールアドレスになります。それ以外であればヘルプ等を参考にしてSMTPサーバのアドレスとポート番号を調べてください。

「認証設定」はSMTPで送信するときに認証するかどうかですが、Yahooであれば「有効にする」にチェックをいれて、自分のアカウントの情報を「アカウント名」「パスワード」に入力します。

「宛先設定」は送信先のメールアドレスを「宛先メールアドレス」に入れて、「送信可否」にチェックを入れて、「MACアドレス」に適当なMACアドレスを入れておきます。

「設定」ボタンを押せば完了です。これでIPアドレスに変更があれば、題名が「【ひかり電話ルータ】 VPN接続用のIPアドレスが変更になりました。」というメールでIPアドレスが通知されます。

IP Address Notification Settings

VPN設定方法

VPNのIPアドレスが分かったら、設定した「ユーザ名」「パスワード」「事前共有鍵」を使って、L2TPを利用したプロトコルで接続することができます。

「事前共有鍵」ですがL2TPにすると求められて、iPhoneだと「シークレット」(「Secret」)に入力します。Windowsだと「認証に事前共有キーを使う」にチェックして「キー」のところに入力します。

設定ができれば、VPNが必要な時に接続をして使います。

最後に

大体こんな感じで設定は完了します。このような複雑な設定を人にやってもらうのは大変気が引けますが、一回できてしまえば今後手間をかけることもありませんし、毎月1000円くらいかかる商用VPN代を節約することができますし、速度の面もかなり快適だと思います。ぜひ検討してみてください。

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