シンガポールで病院に行く

生活
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シンガポールの医療水準はかなり高いので、医療に関して心配することは一切ありません。しかもシンガポールは外国の医師免許を認めているので、数多くの日本人医師がいますので日本語で診療が受けられます。

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まずは一般総合医に行く

シンガポールの医療システムではまずどのような病気でも一旦一般総合医(General Practitioner)にかかります。そこで病状によって専門医(Specialist)を紹介してもらいます。

シンガポールの医療は支払う金額によってその水準が違います。公立病院に行けば安く診てもらうことができますが、海外旅行保険を使える駐在員やその家族であれば高級な私立総合病院を利用するのが良いでしょう。日本人医師がいるのも私立総合病院が多いです。

日系クリニック

日系クリニックに行けば受付から日本語です。しかも日本の海外旅行保険であればキャッシュレス・サービスでの清算ができますので絶対に便利です。代表的なところを紹介します。

ラッフルズ ジャパニーズ クリニック

ラッフルズ ジャパニーズ クリニックはブギスにある本院の他にもShaw Centerの5Fに分院があります。以前はLiang Courtにも分院がありましたが2019年に閉院されています。本院はRaffles Hospitalという大きな私立病院の中にあって、MRIなどの設備の利用や専門医への引き継ぎも非常にスムーズです。Raffles Hospitalといえば超高級病院で、高水準の医療が受けられます。

住所: 585 North Bridge Road Raffles Hospital #11-00 Singapore 188770
電話: +65-6311-1190

日本メディカルケアー

日本メディカルケアーはGleneagles Hospitalの中にあります。Gleneagles Hospitalは最新の設備があってサービスの良い病院ですし、アジアNo.1の私立総合病院のMount Elizabeth Hospitalの専門医を紹介してもらえます。しかも日本メディカルケアーのスタッフに同行してもらうこともできますので言葉の心配もいりません。

住所: 6A Napier Road #03-37 Annexe Block Gleneagles Hospital Singapore 258500
電話: +65-6474-7707

ジャパン グリーン クリニック

ジャパン グリーン クリニックは古くから開業している日系クリニックです。Paragonの中にあって立地が最高に良いです。分院がOne Raffles Placeにあるので、こちらの立地も最高です。近くに勤務されている方は非常に便利です。

住所: 290 Orchard Road #10-01 Paragon Singapore 238859
電話: +65-6734-8871

シンガポール日本人会クリニック

シンガポール日本人会クリニックは日本人会に併設されている診療所です。ここの特徴は日本の保険制度を基準としているので料金が安いことです。医療費が自腹の方におすすめです。

シンガポール日本人会について
世界中の色々な都市に日本人会という日本人だけの組織というかクラブみたいなものがあります。シンガポールにももちろん日本人会があります。シンガポールの日本人会、The Japanese Association, Singaporeは比較的大きく...

住所: 120 Adam Road, Singapore 289899
電話: +65-6467-0070

専門医にかかる

簡単な風邪やケガであれば一般総合医で対応してもらえますが、少し大きな病気やケガの場合は専門医にかかる必要があります。

専門医は英語が必要

専門医の難点は日本語が喋れないことです。自分の体の中で起きていることを日本語で表現するのも難しいのに英語で外国人に伝えるのはさらに難しいのは当たり前です。でもシンガポールのお医者さんは外国人の扱いに非常に慣れていますので、コミュニケーションで困ったことはありません。

英語が全くしゃべれなくても日系クリニックのスタッフだったり、通訳ボランティアを頼むことができます。こういったものもすべて保険でカバーされますので保険があるなら利用したいです。

専門医は高額

専門医の受診料は一回500ドルは必要だったり、入院したりすると2,000ドル、手術となると簡単なもので20,000ドルくらいは必要になります。海外旅行保険は一つの症状につき100万円とか上限が低い場合があって、その場合は余裕で超えることを覚悟する必要があります。

Raffles Hospitalとかであれば上限を超えるまでは海外旅行保険のキャッシュレス・サービスで専門医にもかかれます。それ以外の病院では専門医のところで清算が必要でキャッシュレス・サービスが使えないことがよくあります。事前に確認が必要です。

シンガポールで健康診断を受ける
日本に居るときは年一回の健康診断が義務付けされているので会社から受診したかどうかフォローされていたので定期的に健康診断や人間ドックを受けていました。シンガポールにいると全くそのようなことはされないのですが、受診したら代金は会社が支払ってくれ...

コメント

  1. YY より:

    シンガポール生活に不可欠な情報の数々、とても参考になります!駐在されているということで、車は会社から支給されているかと思いますが、日中車なしのご家族は電車・バス・Uberを利用されていますか?シンガポールの車事情について取り上げていただけると嬉しいです。

    当方外資系でシンガ異動(片道切符)となる予定で、駐在員パッケージなしでどのように生活できるのか調べているところです。子供は日本人学校ではなくインターに入れるつもりで、住まいも日本人が多すぎないエリアを選ぼうと思っています。そのような選択をした日本人の方々とは交流がありますか?

    • ドル使い より:

      YYさん、
      残念ながら車は支給されていません。移動はタクシーとバスが多いです。コンドの下に行けば誰かが乗ってきたタクシーに乗れる感じで車の必要性はあまり感じません。
      日本人との交流は子供つながりがやはり多いですが、日本人学校からインターに転校されたりという方々とは交流はありますね。
      インターにも日本人は多いですから、それほど心配なさらなくても良いかと思います。

  2. YY より:

    お返事ありがとうございます。車がなくても特段生活に支障ないのですね!日本でも車の維持費に比べたらタクシーを活用した方が経済的なくらいですから、車の高いシンガポールでは、それこそタクシーを使うのが理に適っていますね。
    シンガポールには出張とビジネススクールでよく行っているものの、日本人コミュニティーとは無縁のため、実際に生活をし始めたらどのようなお付き合いがあるのか…不安と期待があります。
    メイドさんやシッターさんは雇われていますか?もしご経験談などあれば、今後ぜひトピックとして取り上げてください!