エンプロイパスの取得

赴任準備
スポンサーリンク

長期で滞在するとなると当然ビザ取得ということになりますが、就労ビザみたいなのはEP(エンプロイパス)と呼ばれています。日本から駐在員として派遣されるのであれば、まずこのEPを取得しなければいけません。EPには収入や学歴に応じて、P1パス、P2パスとかQ1パスとかありますが、これは特に選べないし、なんか違いがあるのかよくわかりません。

手続きは日本にいるときから始まり、Form 8と呼ばれるEmployment/S Pass Applicationというのを書かされます。当然会社で作ってもらえると思いきや、自分で書く必要がありました。妻の最終学歴を細かく書く必要があって、私は今の今まで妻の最終学歴を聞いたことがなかったんですが、これを機会に知ることになりました。

Form 8を会社に提出すると、Ministry of Manpower(MOM)に提出されて、IPAと呼ばれる文書が戻ってきます。要は合格通知みたいなものでしょうかね。In-Principle Approval letterですね。ここにはFINが書かれていて、このFINは自分の外人インデックス番号で、このFINにより色々と管理されることになります。

IPAを携えてシンガポール入りして、滞在日数未記入の出入国カードと一緒に入国審査官に見せれば、無言でスタンプを押してくれます。シンガポールの入国審査官に声をかけられたことってそういえば一回もないですね。アメリカだと個性的な人につかまると世間話が始まって下手すると10分ぐらい話しているときもあるのですが、さすが管理国家ですね。無駄口無用ですね。

シンガポール入りすれば、実際にEP発行のためにMRTのクラーキー駅近くのThe RiverwalkにあるMOMに出向いて、写真をそこで撮影して、その写真を提出し、指紋を採取されます。昔はこの作業がなくてすぐにEP発行となっていたようですが、今は4日程待たされます。4日後にまたMOMに出向きEPカードを回収して手続きが完了になります。

このEPは身分証明書ですから、基本常に携帯するものと思います。実際私は常に携帯しています。当たり前ですが日本のパスポートは持ち歩きませんね。EPに日本人って書いてありますし。有効期限はちなみに2年なので、滞在期間中に更新する必要がありますね。

コメント